Jan 12, 2011

Teshiogawa Spa 天塩川温泉


JR Teshiogawa-onsen Station, JR Soya line
道北・音威子府村に立地する天塩川温泉駅。その名の通り、天塩川温泉の最寄り駅である。国鉄時代に南咲来(みなみさっくる)仮乗降場として開業、その後現在の駅名に改められた。待合室と短いホームがあるのみの無人駅で、利用客が極めて少ないため、一部の普通列車は当駅を通過してしまう。しかも通過してしまう普通列車は温泉入浴に便利な時間帯の普通列車ばかりなので、天塩川温泉は列車だけで訪れることが極めて難しい温泉の一つである。


In front of the Teshiogawa-onsen Station
天塩川温泉駅前の風景。駅周辺の民家は極めて少ないが、現在も農業が営まれている地域だ。駅前の交差点を左折し、10分ほど歩くと天塩川温泉にたどり着く。晴れた夜の日ならば星空が美しく、天の川がよく見える。このような道を歩いて温泉へ向かうのも良いものだ。


Teshiogawa Spa
天塩川の川沿いに建つ天塩川温泉。この温泉は約85年前に裏山で発見された鉱泉を引いている。音威子府村が運営する公共の温泉宿なので、非常に立派な建物だ。この付近は温泉が少ないため、天塩川温泉はかなりの人気がある。温泉大浴場は写真右側の付属施設にあり、建物は決して大きくはないが、天塩川を見渡す露天風呂などがあり、旅行者の間では評判が良い。


Teshio River
天塩川温泉入口の橋から眺めた冬の天塩川。いつ訪れても雄大な天塩川の眺望が楽しめる。


View Larger Map

Access : 宗谷本線天塩川温泉駅下車、徒歩10分
Note : 天塩川温泉駅は普通列車でも通過してしまう列車があるため、列車と徒歩で訪れるのはやや不便。その代わりに音威子府市街から咲来市街を経由して天塩川温泉までの間を結ぶ地域バスが運行されているので、往路・復路のいずれかでこれを利用すると良いだろう。